中世インド

中世インドでは、各地に様々な土着の独立国が存在した。

ラガヴァデヴァ、タクリス

現在のネパール。９－１４世紀。表には牛、裏には太陽のシンボル。

シャヒ　

８世紀から９世紀頃。表には牛とブラフミ文字、裏には馬に乗る騎士が見られる。

この騎馬のスタイルの貨幣は８－１１世紀にかけてインドから中央アジアに広がり、銀貨銅貨を含め１００種類以上のバリエーションがある。ジッタルと呼ばれている。

カシミール　ディッダ王　

９５０－９５８年。カシミール地方。表と裏は王と女神の象。銅６．０ｇ。

ガハダヴァラス　１２世紀頃ガンジス川中流域

表には王の座像、裏には銘。金４．３ｇ。

デヴァギリ地方ヤダヴァス　ラマチャンドラ　１２７０－１３１１年。

表は、蓮の花、“Sri”、ラーマ銘、巻貝。金３．８ｇ。

チョーラ王朝　　ラジャラジャチョーラ　９８５－１０１４年。南インドの代表的な貨幣。デフォルメされた王の立像と座像が見られる。銅　４．２ｇ。

セイロン　シャハサマラ　１２００－１２０２年。チョーラの貨幣によく似ている。銅　４．０ｇ。

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